こんにちは♪新米マーケター ミイコです。
今回は、自社の強みを活かしたマーケティング術”USP”戦略をご紹介します。
この戦略を使わなければ、市場で埋もれてしまいます! 是非知ってくださいね。
USP[ユー・エス・ピー]とは何か
他にはない、唯一無二の特徴を打ち出すこと
市場の中で目立つこと、他にはない独自性を打ち出すマーケティング戦略がUSPです。
USP戦略を立てれば、営業に時間を費やして、費用をかけることをしなくとも顧客が集まってくるのです。 人手不足解消の一手にもなりうるかもしれません!
コンセプトやキャッチコピーも大切な要素ですが、自社の特徴を打ち出すための戦略を立てることが先決です。
それを見つけ出し、、ブランディングにもなる、USP戦略は絶対にするべきなのです。
USPの基準
基準を抑えてUSP戦略を立てましょう!
3つの基準に当てはめてみることからはじめてみてください。
1.提案が他社にはない、独自のものである
2.他に代えがたいものであることを提案できる
3.顧客にとっての未来が想像できる
とはいえ、USPは思いつかない! といった声が聞こえてきそうです。 見つけ出すヒントをお伝えします。
自社を、商品をより詳細に知ること、ターゲットを理解することで独自性を洗い出すことができます。
USPになりうる要因
USPを作成するにはまず、特徴をあげてみます。
・独自の機能
・専門性
・品質
・コストパフォーマンス
・サポート体制
・納品スピード
・独自のサービス
例えば
自社のビジョン、ミッションや経営方針
社長のキャラクターや想い
商品やサービスを作ったきっかけ
開発や制作した思い
どういった人へ届けたいものか
どんなことが叶えられるものなのか
商品やサービスのみならず、自社のことも含めてみることでUSPが打ち出せます。
USPが打ち出せることにより、キャッチコピーやブランディングも明確に打ち出すことに繋がります。
USP戦略を考える
1.ターゲットを絞る
誰に届けるのか
どのような人に届けたいのか
未来がどのように変わるのか
ターゲットを絞ることで明確になります。
明確にすることで、より刺さる、USPを構築できます。
たくさんの人に届けるためにはターゲットはひとりに絞りましょう。
ターゲットに届くことがその後の売上が大きく変わります。
ターゲットが絞れていないと、受け取る人がいない状態になってしまいます。
メッセージを受け取る側は、自分ごとに感じない、自分に必要と感じないと何も成果には繋がりません。
“届けたい人に届ける”ことに注力し、ターゲットを絞りましょう。
例えば
宅配チェーンとして知られるドミノ・ピザ。この企業のUSPは、『30分以内にお届けする』というものでした。当時は他になかった独自の特徴でした。当時宅配ピザチェーンの競争が激しかった中で、30分以内の配達というサービスを打ち出したことで、顧客にとって大きなメリットがあり、差別化ポイントとなったのです。
このUSPの成功により、ドミノ・ピザは多くの顧客を獲得し、急速に成長しました。
2.顧客にとってベストな提案
ターゲットが絞れたら、次は競合よりもよいものではなく、顧客にフォーカスします。
顧客にとって最もよいものを提案する戦略を立てます。
ターゲットに届く内容を言語化する
この段階でも、大勢の人へではなく、ターゲットに届くような提案をするための
言語化をしていきます。
実は、ターゲットを絞ることで、広告やマーケティングのコスト削減をすることもあり、ターゲットに焦点を当てることで、広告費を削減し、効果的な費用対効果を実現することができます。
例えば
アップルは、デザインや機能などにおいて優れていることをUSPとして打ち出しています。
製品のデザイン性の高さ、使いやすさを打ち出しており、これが顧客に強い魅力を持たせています。最近ではカラーバリエーションも増えましたね。独自の機能やサービスがあるのも特徴のひとつではないでしょうか?
3.ユニーク性のある特徴
ニッチな分野で特化している、専門性の高い市場で突出している特徴のうち、顧客が必要としていることは何かを突き詰めた、他社ではマネの出来ないものは何かは、USPとして大変有効になります。
例えば
東京ディズニーランドは、カテゴリーををテーマパークと位置付けています。
アトラクションの豊富さだけでなく、コンセプトは
「ディズニーの世界観にお客様を招待して、精一杯もてなす」として、老若男女、多くの人々を魅了しています。
さらに、スタッフには「キャスト」という名前をつけ、お金のために働く人員ではなく
「ディズニーの世界を作る構成員」としての役割があるとしています。
USPによってお客さまの興味を惹くだけでなく、スタッフに対してもモチベーションを上げる工夫がされています。
USP戦略は実践してみて損なし
USP戦略を考案するには難しいことがある反面、自社製品やサービスを見つめなおすこともできるのではないでしょうか?自社の良いところ、特徴を見出すことでより良いアピールができるのではないでしょうか?
事業のコンセプト、ビジョン、ミッション
商品やサービスの特徴、どのような人へのものなのか
今一度、自社の良いところ、アピールポイントを棚卸してみましょう。